2011年5月10日更新 |
もうすぐ日本の東北関東を襲った大地震から2ヶ月が来ようとしている。いまだ家を、仕事を、そして故郷を、なにより家族を失ったたくさんの人たちの悲しみや苦しみは癒されるどころか、ますます募るばかりだと、ぼくら直接被害にあっていない人間は想像することしか出来ないでいる。 母なる自然は時に大きな試練をわたしたち人間に与えるが、それは僕たち日本人の多くが母なる自然を敬う生き方を忘れたからに他ならない。あまりにも自然と共に暮らす生き方から離れてしまった。そのことの大きな象徴が原子力発電所として現れていたのだろう。 このアメリカ・カリフォルニア州より小さな日本の国土に54基もの原子炉を稼働させ、これからも少なくとも近い将来14基をも建てようと計画が進められている。 その全てはいまだ伝統的な人々が暮らす、自然豊かな場所であり、 その計画がもたらされた地域では、人々が分断され、時に友人や親族同士にも対立が広がり、双方に憎しみと悲しみが生まれている。 ちょうどビッグマウンテンのように。 そしてそこで作られる電力の、その殆どは遠く離れた大都会に送られる。そこにはいくばくかのお金と、それ以上の自然の破壊、そして膨大な廃棄物の毒が残されていく。 まるでビッグマウンテンのように。 その「平和利用」の名の元、悪用されてきた原子力産業の、そのいままで隠されてきたダークサイドの全てのものが、闇を超えてもたらされた。それがこの福島原発事故である。 複数の原子炉の暴走という、いまだ人類の誰もが経験したことのないこの事態は、ぼくらの住む母なる島々を蝕み、母なる海を穢し、大気を濁しながら、ゆっくりとこの母なる地球を死に追いやっていく。いや死に追いやられるのは我々人間 と、そして罪のない子どもたち、生きとし生けるいのち全てである。 あまりにも母なる地球を痛めつけた、その大きなカルマが私たち人間にただただ還ってきたのである。もちろんここで言う人間にはあなた方伝統的なネイティブの人たちは含まれない。大地と共に生きるあなた方は、これからの次の世界において大地が再び還ってきて、 いのちが再び蘇ってくる様を、物質と共に生きた人々の、その文明が滅び去った後、それを昇る太陽の光と共に見るはずだ。 「バランスを失った世界」。かつてホピの長老達やラコタのメディスン・マンがその警告をしに、ここ日本にも来てくれたのだが、悲しいかなそのことに耳を貸す人々はあまりにも少なかったのだ。 しかし、それでも僕たちの何人か、そして続く若い世代には、大地と共にある暮らしを選び、あなたたちのように質素に謙虚に生きていこうとする生き方をはじめた者も、今では少なからず現れている。 未来はそんな人たちの手と足とその心に委ねられていくだろう。 美のなかを歩く。 サンダンスのように、巡るサークルの中、太陽に感謝し、大地に感謝し、美しく踊り、自らを捧げつくす。 決して自らのことだけを祈らない、つながる全てのいのちを祈る。 母なる大地のお腹を切り裂き、その内蔵をえぐり出す。そのような文明を終わりにし、昇る太陽に、沈みゆく太陽に、日々祈りと感謝を捧げるあなたたちのような生き方に戻る。 それはぼくたち日本人にもかつては当たり前にあった伝統的な生き方だ。 ぼくらの内の少しでも、その生き方に戻り、また生かされていくように、と、どうか聖なるビッグマウンテンで、伝統的な祈りの儀式で、また聖なるサンダンスの儀式で、生命を象徴するその木の精に、大地の子宮を現す、その暖かで優しい、 そのロッジのなかで、日々その聖なる場所に、はるかぼくらの住む方角から登る太陽に、そしてぼくらの住む方角に沈みゆく太陽に、 この大いなる清めの時を出来るだけ、少ない試練で終わりますようにと、共に祈りを捧げてくださいますように! 「大いなる浄化の時」 その浄化がわたしたち全てのこころを浄化し、次につながる子どもたちへの希望の時と変わりますように! こころはいつもその大地、その聖なる木と共に ALL OUR RELATIONS ! ハル |
To Big Mountain , To All My Relations It will soon be two months since the great earthquake hit the Tohoku and Kanto region of Japan.Those of us who have not experienced the damages firsthand can only imagine that the victims who lost their homes, jobs, homeland, and above all their family, are experiencing deeper and deeper sorrow and agony as times go by. |
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