1/24(月) 晴れ
成田空港にてウォークに関わって下さった大勢の方々に見送られ(小淵沢のひろさんや西尾のかおりこなど、遠路はるばるやって来られた方もいました)、予定より1時間遅れの19:45頃、マレーシア航空便にて出発し、第二部アメリカ編はスタートした。成田・ロサンゼルス往復、2ヶ月オープンチケットが、なんと38,000円!というオドロキの安さで、国内ウォーク中にアメリカ行きを決定した者や、パスポートを取得しに途中で実家に帰った者もいたが、全員が同じ激安チケットをとることができた。
ロスにはお昼前に到着。Tシャツで大丈夫な暖かさであった。アメリカから初参加のメンバー達とはロスの空港で合流した。一部別
行動メンバーを除き、大半はダウンタウンのバス・ディーポへと移動し、19:00発のグレイハウンドにてフラッグスタッフへと向かう。25人という団体になったため、バスを貸し切ることが出来た。気分はなぜか「アメリカ横断ウルトラクイズ」。「ビッグマウンテンへ行きたいか〜!」「イェ〜ッ!」というかけ声で出発する。
すかさずハルから第一問。「アデラ断層の次に歩いた断層の名前は?」。こりゃ〜ムツカシイ。出題者のハルを含めて、誰も答えることが出来ませんでした。カズさん、みんな落第ですかねぇ。
[文責:あきお]
アメリカへ向けて出発寸前、成田空港のウォーク隊に携帯電話を入れ、「1月19日ジャパンタイムス3面
に大きくバヒさんの写真入りで記事が載りました」の報告。追ってホームページに上げてもらうので、「向こうからでも見れる」と。いってらっしゃいもしないうちに、切れてしまった電話でしたが、ビッグマウンテンにはいい土産になりそうです。
今朝は「吉野川」の住民投票で反対多数に大喜び、東海村が脱原発の町議当選、愛知の万博計画書も国際的非常識と、世論は環境破壊から共生に舵取りしてることを実感するニュースで、ビッグマウンテンだって、きっと希望はあると信じていこうと思った。
ところが夕刊では、政府が計画を中止する考えはないなんていうので、がっくりです。ひとこと「国民の意志を反映しない政府なんてリコールだ!」。誰が国政を決めるの?大いに、騒いで議論をしたいところです。黙っちゃいけない!!
ところで、2/1強制執行はしないことになった、ビッグマウンテンですが、だからと言って解決された訳では全然なくて、今後どういう風に活動をおこしていくのかが、多分現地でいろんな国からいろんな肌の色のネイションの会議になって行くと思う。
河本カズの地質学的な分析、稀に見る水量の地下水源が雷の豊富な雲を生み、とうもろこしの根を地中深く届かせる求心力のある自然生態を永年の間にDNA的にコントロールした結果
がホピコーンだという、
それくらいの生命のスケールがまさに、美しい。
神様達が合作しているというか、科学的にアートフルな人と環境の互いの努力やコミュニケーションを見る。神髄だなぁと思う。
こういう生命の工夫とか、きっと伝統派長老たちが、決してはずさない宇宙的パターンなのだと思う。人と自然が、長い間に築き上げたルールに則って。
[文責:SAKINO・東京]
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